この記事では、
投資信託の仕組みがいまいちわからない、手数料がかかるって聞いたけど、どのくらいかかるのだろう?という悩みを解決します。
投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きなお金としてまとめて、運用のプロが株式や債権などへ投資・運用する商品。
プロが投資家に代わって投資先を決めて、運用してくれるので、投資初心者に向いています。ただし、手数料がかかります。
投資信託のメリット
・投資のプロが運用してくれる
・分散投資ができる
・少額で複数商品に投資できる
投資信託のデメリット
・コスト(手数料)がかかる
・株のようにタイムリーに売買できない
・元本保証はない
投資信託のコスト
コストは3つあります。
- 購入手数料
- 運用管理費用『信託報酬』
- 解約時にかかる手数料『信託財産留保額』
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))』を例に見てみましょう。
2.運用管理費用(信託報酬を含む)は年0.212%程度です。
【信託報酬の内訳】
信託報酬 | 委託会社 | 楽天投信投資顧問株式会社 | 年0.055% |
販売会社 | 楽天証券 | 年0.055% | |
受託会社 | 三井純友信託銀行 | 年0.022% | |
投資信託証券の管理報酬等 | 投資対象(VT、その他) | 年0.08% |
受託会社や委託会社の方は何をする人なのだろう?
受託会社:ファンド財産の保管・管理を行う人
委託会社:ファンドの運用・指示を行う人
だよ!
投資信託とETFのコスト比較
投資信託には、「販売」「運用」「資産の管理」を行う専門家が関わるので、手数料がかかることを前述しました。
では、次にETFの手数料と比較してみましょう。
投資対象が同じファンドを比較するよ!
投資信託:楽天・全世界株式インデックス・ファンド
ETF:VT / バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
投資信託 | ETF | |
購入手数料 | なし | なし |
運用管理費 | 年0.212% | 年0.08% |
解約時(売買時) | なし | 1回の取引につき0.495% 上限は22ドル |
ETFの方が運用管理費が安いことわかります。
まとめ
投資信託には関わる専門家が多い分、ETFよりも手数料がかかることを確認いただけたと思います。つみたてNISAやiDeCo枠を上限まで活用している方は、追加で投資する場合は、ETFを買う方がコストは抑えられます。
それぞれのファンドの手数料については、「目録見書」に記載がありますので確認してみてください!
以上
コメント