単利、複利という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
資産形成をする上で利率の仕組みを知ることはとても重要です。違いを知ることで具体的に将来の資産形成をイメージできます。資産を倍にするために知っておきたい「72の法則」もご紹介します。
複利と単利ってどんな違いがあるんだろう?
複利と単利とは
単利は、元本だけに対して利子がつくことです。
複利は、前回の利息を含めた元利金(元本と利子の合計)に利子がつくことです。
単利の場合
例題「100万円を年利率4%で10年間預けたら」
1年後 元金100万円+(利子4万円×1年)=104万円
2年後 元金100万円+(利子4万円×2年)=108万円 前年との差+4万円
3年後 元金100万円+(利子4万円×3年)=112万円 前年との差+4万円
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10年後 =140万円
20年後 = 180万円
単利は毎年同じ金額が積みあがっていきます。
積み木のようです。
複利の場合
例題「100万円を年利率4%で10年間預けたら」
1年後 元金100万円×1.04=104万円
2年後 元金100万円×1.04^²=108.16万円 前年との差は+4.16万円
3年後 元金100万円×1.04^³=112.48万円 前年との差は+4.48万円
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10年後 =148.02万円
20年後 =219.11万円
複利は元本と利子の合計に利子がつくことで、
雪だるま式に膨らんでいきます。
時間が長いほど複利の効果が発揮されます。
単利と複利の比較
「100万円を年利率4%で10年間預けたら」
単利だと20年で80万円の利子がつきました。
複利だと20年で119万円の利子がつきました。
その差は39万円です。
複利の効果は絶大です。
どのくらいの期間があれば、お金を倍にできるのだろう?
「72の法則」 お金を2倍にするには?
お金が2倍になる期間がわかる簡単な計算式があります。
「72÷金利≒お金が2倍になる期間」
金利4パーセントなら、72÷4=18年
18年でお金が2倍になります。100万円→200万円
実際にどのくらい利子が増えるか、計算してみたいな
※おまけ※ 計算機を使って複利を計算する方法
1年 1.04×100=104万円
2年 1.04××(「×」を2回)=1.0816×100=108.16万円
3年 1.04××(「×」を2回)==(「=」を2回)1.1248×100=112.48万円
4年の時は「=」を3回押す
5年の時は「=」を4回押す
まとめ
複利の力はすごいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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